HMCで募集される試験で主なものの1つに食品試験があります。 「機能性表示食品」「特定保健用食品」など、健康食品にも区分があります。その多くはサプリメント等になりますが、仮に何かしらの目的でサプリメントを使おうと考えた時、その表示があるものとないものでは各段に信頼度が違うのではないでしょうか。何かしらの効果が期待できる食品に対して、国の審査を受けてその表示ができるようになります。その国の審査を受けるために行われるというのが食品試験の主な目的です。 また、食品試験の中には、すでに一般に販売されている商品が、「機能性表示食品」「特定保健用食品」といった認定を受けるために行われる場合もあります。 これらの試験で扱われるものは「食品」であるため、医薬品の治験と比較すると安全性はかなり高いといえます。その分、その効果は医薬品と比較すると小さいため、一定の期間に渡って摂取した場合にその食品を摂取していない人と比較して有意差が見られるかを確認することになります。そのため、通院タイプの試験で何週間か自宅で摂取しながら通院するという内容になることが多いです。土曜日のみの通院で参加できることも多く、お仕事などの都合で平日の参加が難しい方にもオススメです。